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法律の資格というと行政書士法成立があります

法律の資格として弁護士や司法書士、弁理士などと並んで行政書士資格が知られています。簡単に取れる資格ということも言われていますが合格率は最近は上がっていておよそ2%から8%とされています。

この資格は行政書士法に基づく国家資格であり、役場とか官公署に提出する書類の作成や権利義務・事実証明に関する書類の作成及び提出手続きの代理や代行、それらの書類の作成に関する相談などを受け持つ専門の職業です。

作成する書類は届出の書類から認可手続きに至るまでその種類は3千種類以上あるとされ、許認可関係の申請書や添付書類などの書類、契約書などの書類を代理人として作成する、あるいはそのやり方の相談を受けることもあります。

身近なところでは新車購入における登録や車庫証明、建設を開業したりその更新手続き、法人を設立する場合の設立の手続き、外国人の在留資格の更新や変更の手続きなどがあります。

商業登記とか不動産登記、建設業法や農地の地目変更、その他の関連法規にも通じておく必要があります。多くの分野とかかわり、書類の作成においては要旨を的確に表現する文章力も大切な要素になります。

これらの内容から行政書士は社会保険労務士や宅地建物取引士、土地家屋調査士、税理士、公認会計士、司法書士などと兼業にしている場合も多く見られます。

最近は官公署に提出される書類は簡素化が図られるようになって来ていて、これらの代書とよばれる業者に依頼しなくともある程度の範囲は自分自身で手続きができるように変わって来ています。

行政書士となる資格を有する者としては試験に合格した者、弁護士や弁理士、公認会計士、税理士となる資格を持つ者、国や地方公共団体の公務員等として実務を担当した期間が通算して一定の年月以上の場合などに認められます。但し各都道府県の行政書士会を経由して同連合会の登録を受ける必要があります。他の法律で制限を受ける業務は行えないことになっていて注意も必要です。共同で行える法人も設立することが出来ます。